留学生の数/2008年
【12万3829人】
日本学生支援機構によると、各年5月1日現在での留学生数は2008年が最高の12万3829人で、2000年の2倍近い。このうち大学・短大・高専生はピークの2005年からほぼ横ばいの6万3175人だが、大学院生は3万2666人に伸びた。
経済危機後の2009年のデータはまだ集計中だが、大学で3番目に多くの留学生を受け入れている東京大学は2009年が大学院を中心に2555人で前年を5%上回った。
>>日本経済新聞 2009年11月15日付 朝刊
落し物の数/2008年
【1730万点】
落し物は全国的にも増加傾向。警察庁によると、2008年に全国の警察に届けられた落し物(物品)は前年比36%増の約1730万点で過去最多となった。2007年12月の改正遺失物法施工で落し物が各警察本部のホームページで検察できるようになったことが話題になり「こまめに届け出る人が増えた」(同庁)という。
ただ、ネットでの検索も、返還率の大幅な向上にはつながっていないようだ。2008年に返還された物品の割合は前年比4.8ポイント増の35.6%。2008年に101万件の届け出があった神奈川県警では、ネットがきっかけとなった返還は2007年12月から2009年5月までで83件にとどまっている。
>>日本経済新聞 2009年11月11日付 夕刊
国内のスキー人口/2008年
【1130万人】
スキー人口のテコ入れへ、スキー場運営で首位の西武グループと2位の東急不動産グループが手を組む。両グループのスキー場で使えるリフトの早割券を発行するほか、共通クーポン券を配布するなど共同で集客を進める。若者の趣味の多様化などによりスキー場の利用者は過去10年で4割ほど減っており、ライバル同士が活性化に協力して取り組む。
日本生産性本部の調べでは2008年の国内のスキー人口(スノーボードも含む)は1130万人。外国人の利用増などで前年実績は超えたが、ピークの1998年(1800万人)の6割強にまで落ち込んでいる。
>>日本経済新聞 2009年11月12日付 朝刊
国際結婚・離婚数/2008年
【結婚:3万6969組、離婚:1万8774件】
日本人と外国人の間の結婚の増勢が止まる一方で「国際離婚」が目立っている。厚生労働省の人口動態調査によると、2008年の国際結婚(夫または妻が外国籍)は3万6969組で2年連続で減った。2006年のピーク時と比べると2割近くの大幅な落ち込みだ。これに対して離婚は1万8774件と過去最高を更新した。
国際結婚は夫が日本人のケースが約8割を占める。相手の国籍は中国人がトップ。最近はフィリピン人との結婚が大きく減り、全体の水準を押し下げた。
関係者によると、外国人との結婚を求める男性は増加しており、仲介業者も乱立している。一方で「中国人の間で日本人との結婚を敬遠する傾向がある」という。日本の不況が影響している面もありそうだ。
>>日本経済新聞 2009年11月6日付 夕刊
新登録結核患者数/2008年
【2万4760人】
結核登録者情報調査によると、2008年に新しく登録された患者数は2万4760人で、60歳以上が64%を占める。50年以上前に結核に感染した人が、菌を保有したまま今になって再び発症するケースが多いからだ。
しかし、患者の年齢分布を詳細にみると、20歳代後半から30歳代前半に小さなピークがある。今年4月にお笑いタレント、ハリセンボンの箕輪はるかさん(29)が肺結核で入院し、話題になった。
感染する危険はどこにでもあるが、駅周辺や飲み屋などが多いとされる。社会人になったばかりで比較的お金に余裕ができた30歳前後の人たちが、繁華街で遊ぶうちに知らず知らずに感染してしまうようだ。
ただ、結核は感染しても発症するとは限らない。発祥する割合は約1割とされる。結核予防会結核研究所の大森正子疫学情報センター長は「地方の大学生が就職で上京し、不慣れな都会暮らしと仕事のストレスが重なり、発症するケースが見受けられる」と説明する。「誰もが感染する危険性を伴う病気だという認識を持ってほしい」という。
>>日本経済新聞 2009年11月6日付 夕刊

