自動車の対人賠償保険加入率/2008年3月末
【72.2%】
自動車の対人賠償保険の加入率がじわじわ上昇している。損害保険料率算出機構の調べによると、2008年3月末時点の加入率は全国ベースで72.2%と前年比0.7ポイント上昇。10年前の1998年3月末(69.9%)と比べると2.3ポイント高くなっている。1998年7月の保険料自由化以降、保険商品の多様化が進み、「加入者が自分のニーズにあった自動車保険を選びやすくなった」(日本損害保険協会)効果が出ているようだ。
都道府県別でみて加入率が最も高いのは大阪。全国で唯一8割を超えた。「損得に厳しい地域性を反映している」との声も。自動車の保有台数が最も多く、トヨタ自動車のおひざ元でもある愛知が2位だった。神奈川や千葉なども上位に並んだ。
一方、最も低くなっているのは沖縄で52.0%。「相互扶助の精神が県民性として根付いており、自動車保険の加入を必要と考えない人が多い」という見方もある。下位には島根、宮崎、高知が並んだ。地方では農協の営業基盤が強く、自動車保険より共済を選ぶ人が多いためとみられる。
>>日本経済新聞 2009年10月2日付 夕刊
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