農地面積/2008年
2009 - 04/30 [Thu] - 21:43
【463万ヘクタール】
農林水産省が昨年夏に市町村の農業委員会と共同で実施した初めての耕作放棄地全体調査で、森林・原野と化した土地が全国に広がっていることが判明した。同省は再生する対象を絞り込んだうえ、向日3年間で10万ヘクタール程度を農地としてよみがえらせる計画。だが、農地の荒廃は同省が考える以上に深刻かもしれない。
耕地統計によると、2008年の耕地(農地)面積は463万ヘクタール。ひところより減少ペースは鈍化したが、宅地転用や耕作放棄といった農地の「不良債権化」の実態をみれば、食糧安保を担う農政の足元はかなりぐらついているといえる。
耕地統計や農林業センサスなど農業関連の統計は調査ごとに方法が異なるばかりか、面積などの数値データも比較できない。正確なデータがなければ有効な政策も打てない。補助金を出す前に統計の作り方や農業委員会のあり方から変える必要があるのではないか。
>>日本経済新聞 2009年4月30日付 朝刊
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