清涼飲料の出荷量
【17億5800万円】
全国清涼飲料工業会によれば、清涼飲料水の国内市場は1人当たりの消費量が増えて年々成長し、2007年は4兆円弱となっている。
市場全体は安定しているが、消費者のライフスタイルや嗜好の変化で製品の入れ替わりが非常に激しいのが特徴である。2000年以降、健康志向が強まり、緑茶飲料やミネラルウォーターが成長する一方で、果実飲料や炭酸飲料は退潮をを余儀なくされた。
また、多額の広告費をかけて量販店でのシェアを狙うマスマーケティングが非効率となり、若年層、高齢層、女性や男性、飲用機会などを細かく分析し、ニーズに即した商品開発が各企業に求められている。
足元で原材料などの製造コストは上昇しているが、業界内の競争が激しいうえに小売業界のプライベートブランド攻勢もあり、値上げは困難とみられる。
2007年の出荷ケースでみると、コカ・コーラなど大手4グループが市場の3分の2を占めている。この業界構造は中期的に大きく変化する可能性が高い。原材料などのコスト上昇や人口減少などに備え、資本提携や業務提携の動きが活発化している。また、今後、海外進出を積極化する企業も出てくるだろう。
>> 朝日新聞 2008年11月22日付 be on Saturday
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