国内コンテンツの著作権収入/2013年
2014 - 07/24 [Thu] - 10:10
【1973億円】
国産キャラクターを海外で普及させる動きが加速してきた。今月から全米でアニメ放送が始まった「ドラえもん」は、協力企業に対してキャラクターの使用料をほぼ無料にする。デザインや色を変更できるなど企業が広告や関連商品に使いやすくする動きも目立つ。権利を緩めてまずは認知度を高め、後から商品化などで稼ぐ狙いだ。大幅赤字の続く日本の著作権収支の改善につながるか。
アニメなど国産キャラクターの海外での人気は根強い。キャラクターを含む国内コンテンツの著作権収入は2013年で1973億円。10年前の2.4倍に増えた。ただ米ディズニーなど海外へ支払った著作権使用料は8193億円と、著作権収支では6000億円超の赤字となった。課題は海外への売り込み方にある。
>>日本経済新聞 2014年7月24日付 朝刊
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