家庭用マスク市場
【141億円】
「家庭用マスクの生産が過去最高のようです。」
日本衛生材料工業連合会(東京・港)専務理事の藤田直哉さんは「2008年度は前年度に比べて5割増の23億枚となる見通しです。風邪や花粉症はもちろん用途が色々広がっているようです」と話した。国立感染症研究所によると、インフルエンザの流行開始は昨年(2008年)12月の第一週と過去3番目の早さ。花粉の飛散時期も昨春より1〜2週間早まるという。
同連合会が集計を始める前の推定も含め2007年度の生産量は過去最高になったとみられ、2008年度はそれを大幅に上回る。調査会社、富士経済の資料も調べたところ、2008年の販売額予想は前年比1割増の141億円だった。
白十字マーケティング部企画課次長の吉井泉さんは「就寝中に乾燥からのどを守るため、着用する人が増えています」と話した。マスク内の湿度を保つ製品を発売しており、新幹線や飛行機で寝る際に着用する人も多い。
ユニ・チャーム企画本部広報グループの服部聖子さんは「息苦しくない立体型マスクが登場し、主婦が掃除の際にホコリを吸わないように着けています」と語った。ほかにも自転車に乗る際の防寒用に着ける人がいるという。
>>日本経済新聞 2009年1月11日付 朝刊
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