債務超過の国立病院数
2009 - 01/07 [Wed] - 23:12
【39病院】
独立行政法人、国立病院機構の傘下にある全国146(2008年3月末時点)の国立病院のうち、2007年度決算で長野病院(長野県上田市)や災害医療センター(東京都立川市)など39病院が債務超過に陥っていることがわかった。医師不足に伴う患者数の減少や国の補助金削減などを背景に、全体の3分の1に当たる52病院が赤字決算となった。各病院の経営改善努力は必要不可欠だが、地域医療や専門医療の核となる国立病院のサービス低下に対する懸念もある。
債務超過は資産をすべて処分しても債務をすべて返済できない状態。赤字かつ債務超過の病院は20あった。2004年に独立行政法人になった後は国からの補助金である運営費交付金が毎年1%以上減少していることもあり、診療報酬収入を中心とした収入で費用をまかなえない状況が続いている。昨年(2007年)12月には経営状況とキャッシュフロー(現金収支)の改善の見通しがたたない南横浜病院(横浜市)を閉鎖した。
>>日本経済新聞 2009年1月7日付 夕刊
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